2007-06-13 第166回国会 衆議院 財務金融委員会 第20号
○尾身国務大臣 定率減税の廃止は、かつて小渕政権のときにやりました特例、特別的な減税を廃止するわけでありますから、その分は二年にわたってふえるということになります。
○尾身国務大臣 定率減税の廃止は、かつて小渕政権のときにやりました特例、特別的な減税を廃止するわけでありますから、その分は二年にわたってふえるということになります。
○尾身国務大臣 これは少し細かい問題になりますので、私が答えるよりも、正確を期する意味から、政府参考人に答えさせていただきます。
○尾身国務大臣 教育の再生も極めて大事でございますし、財政再建も極めて大事であると考えております。 ただいまの財政制度等審議会の答申といいますか意見につきましては、私、今初めてお伺いしたところでございまして、よく調べて対応したいと思います。
○尾身国務大臣 国有財産については有効に活用しなければならないとおっしゃるのは、そのとおりであると考えております。
○尾身国務大臣 そのとおりでございます。
○尾身国務大臣 二〇〇四年の四月以降現在まで、いわゆる為替の介入を行っていません。これは、市場に過度の変動や無秩序な動きがあり、経済活動に大きな悪影響があると判断されるような局面が見られなかったことによるというふうに考えております。 いずれにいたしましても、今後とも、先ほど申し上げましたような基本的な考え方に基づきまして、適切に為替政策を行ってまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 先ほど申しましたように、基本方針二〇〇六におきまして四ないし二のマイナスということも決まっております。そういう意味で、ODAの重要性については私自身もよく理解をしていると思っておりますが、同時に財政再建も極めて重要な課題でございまして、今のお話も承りながら、適切に対応してまいりたいと思っております。
○尾身国務大臣 今のヘッジファンドの資料の表でございますが、これは日本だけのものか、世界全体のものか、お伺いをしたいと思います。
○尾身国務大臣 今お話を伺っていると、大変ぐあいがいいなというふうに国民の皆さんも思われるかもしれませんが、財政を預かる者としては、やや違った感じもございます。 一つは、国民の、この債務残高というのが一四八%、世界一高い債務残高になっている。他方、国民負担率は三九・七%で世界一低い。
○尾身国務大臣 宗教法人に対する課税につきましては、政治と金の問題との関係という観点のみからとらえるのではなくて、民間企業が行う事業との競合関係や、あるいは同様の性格を有する他の法人とのバランスなどを踏まえて、幅広い観点からそのあり方について検討していくべきものであると考えております。
○尾身国務大臣 これはいわゆる財投資金という形で行っておりますから、通常の金利よりも低いものになっているのではないかと思っております。
○尾身国務大臣 政策金融改革の経緯を振り返りますと、今のお話のとおり、経済財政諮問会議が平成十四年の十月七日に取りまとめました政策金融の抜本的改革に関する基本方針を踏まえて、政府として政策金融のあり方を検討してきたものでございます。
○尾身国務大臣 経済財政諮問会議では、財務大臣も議員として出席しているわけでございまして、財務省といたしましても、この基本方針に示された改革の考え方に基づきまして政策金融改革の検討を行ってきたところでございます。
○尾身国務大臣 私も、この点について、今お話を伺いながらいろいろ考えておりましたが、説明自体は、こういうルールでやるという説明であるなというふうには聞いております。
○尾身国務大臣 将来の人材を育てる教育は、我が国の将来にとって極めて重要な課題であると考えているわけでございます。 他方、平成元年度以降、生徒一人当たりの教育への公的支出は一・五倍になっております。また、教職員の数は一・三倍になっております。それにもかかわらず、教育をめぐる問題は深刻化していると言われているわけでございます。したがいまして、必ずしも教育の予算をふやせば教育がよくなるものではない。
○尾身国務大臣 J—STAGEの事業についての個別の契約が適正な手続にのっとって締結されていることは、ただいま文部科学省から説明があったとおりであると考えております。
○尾身国務大臣 先ほどから答弁をしておりますように、五年ないし七年をめどにということでこの売却を進めてまいりたいということでございます。
○尾身国務大臣 先ほど来のお話のような経緯で、実態としてはそういう処理をせざるを得ないということで承認したものでございます。
○尾身国務大臣 市場の動向を踏まえていく必要があるということでございます。
○尾身国務大臣 完全民営化後のビジネスモデルにつきましては、新会社設立後において、そこでいろいろと御検討いただきまして、そのビジネスモデルの詳細についての考え方を整理していただきたいというふうに考えているところでございます。
○尾身国務大臣 トップの人事等につきましては、法律にのっとりまして、適材適所の観点から考えてまいりたいと考えております。
○尾身国務大臣 基本的にはそのとおりであると考えております。
○尾身国務大臣 ただいま議題となりました株式会社日本政策投資銀行法案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 本法律案は、行政改革推進法に基づき日本政策投資銀行を完全民営化するとともに、その長期の事業資金に係る投融資機能の根幹を維持するため、日本政策投資銀行を解散して新たに株式会社日本政策投資銀行を設立し、その目的、業務の範囲等に関する事項を定めるものであります。
○尾身国務大臣 この資産・債務改革につきまして、財務省といたしましては、行革推進法あるいは基本方針二〇〇六を踏まえまして、二十七年度末における国の資産規模の対GDP比を平成十七年度末の約七七%から半減するということを目指しているわけでございます。このために、財政融資資金貸付金の圧縮あるいは国有財産の売却、有効活用などによりまして、国の資産を約百四十兆円規模で圧縮することとしております。
○尾身国務大臣 パブリックセクターが、いわばいろいろな意味で放漫財政というようなことでこの種の問題を起こしたときに、それに対する貸し手の民間銀行が貸し手責任を全く問われない、そして、例えば国とかあるいは都道府県とか、そういうところから債務を全部カバーするというようなやり方は、現実の問題としてこれからは必ずしもよくない。
○尾身国務大臣 ただいま会計検査院から御指摘のありました事項につきまして、財務省のとった措置について御説明申し上げます。 会計検査院の検査の結果、不当事項として、税務署における租税の徴収に当たり、徴収額に過不足があったこと等の御指摘を受けましたことは、まことに遺憾であります。
○尾身国務大臣 今渡辺大臣から話がございましたように、入り口の改革に対して出口の改革と位置づけられるものであるというふうに考えておりまして、全体の流れ、官から民へという流れの中で、しかし、やはり必要な金融はやっていくということで、機能を見直しながらしっかりと対応していくという考え方であります。
○尾身国務大臣 基本方針二〇〇六におきまして、財投融資資金につきましては、「今後十年以内であわせて百三十兆円超の圧縮を実現する。」ということになっているわけでございます。
○尾身国務大臣 今、一応半減というお話がございましたが、官から民へという大きな流れで、徐々にいわゆる財投として国が直接関与する部分は減ってくるんだろうというふうに考えております。
○尾身国務大臣 政策委員会の審議委員につきましては、日銀法におきまして、「経済又は金融に関して高い識見を有する者その他の学識経験のある者のうちから、両議院の同意を得て、内閣が任命する。」ということになっております。
○尾身国務大臣 円の為替レートについて、特別にこれをポイントアウトして議論がなされたということはなかったと思っております。
○尾身国務大臣 私どもとしては、為替相場は経済のファンダメンタルズを反映すべきであると考えておりますが、その具体的な水準はマーケットが決めるものであるというふうに考えております。
○尾身国務大臣 全国農地保有合理化協会は、都道府県等の農地保有合理化法人に対しまして無利子貸し付け等を行うために、その原資となる資金を、農業経営基盤強化措置特別会計から資金拠出によりまして造成してきたところでございます。
○尾身国務大臣 予算委員会におきまして、予算を毎年審議をいただき御決議をいただくわけでございますが、結果としてその予算が本来の趣旨に沿って適切に使われたかどうか、そういうことをしっかりと議会から見ていただく、そういう意味で、この決算行政監視委員会、大変大事な委員会であるというふうに考えております。
○尾身国務大臣 輸入だけでございます。
○尾身国務大臣 存じております。
○尾身国務大臣 ただいま議題となりました関税定率法等の一部を改正する法律案につきまして、提案の理由及びその内容を御説明申し上げます。 政府は、最近における内外の経済情勢の変化に対応する等の見地から、関税率について所要の措置を講ずるほか、税関における通関制度の改革及び水際取り締まりの強化等を図ることとし、本法律案を提出した次第であります。
○尾身国務大臣 私は、この白雲荘の工事がどうなったかこうなったかなんということは一切知りませんよ。皆さんの質疑応答、一時間も二時間もやっているけれども、それを聞いていても、どういうことになったんだかちっともわからないですよ。大体……(発言する者あり)とぼけていませんよ。私はこんなものに一切関係していません。
○尾身国務大臣 それから、この大学院大学の内容について、オブザーバーとして、ベスト・イン・ザ・ワールドにするために私はいろいろな意見を申し上げました。
○尾身国務大臣 いや、聞いているというんだから。 私は、その運営費交付金とかなんとかの区分なんて一切知りません。今度、皆さんの議論を聞いて、ああ、そういうものかなというふうに聞いています。(発言する者あり)何を言っているじゃない、正直なことを答えているんだ。そして、一切そんなあっせんとかなんかないということを責任ある高市大臣が答えているじゃないですか。
○尾身国務大臣 この法律案は、一般会計と区分して経理を行うために特別会計を設置し、その目的、管理及び経理について定めるとともに、簡素で効率的な政府を実現するための行政改革の推進に関する法律に定められた特別会計の廃止及び統合、一般会計と異なる取り扱いの整理、特別会計に係る情報開示を実施に移すための法律案であります。
○尾身国務大臣 環境問題につきましては、近年、オゾン層破壊や酸性雨、地球温暖化など、地球規模の環境負荷の増大や多様化が進んでいるものと考えております。特に地球温暖化問題は、人類の生存基盤にかかわる最も重要な環境問題の一つでございまして、環境と経済の両立という基本的考え方に立って、温暖化対策を大胆に実行していくことが重要であると考えます。
○尾身国務大臣 ただいま御指摘のございましたいろいろな事項に関しましては、政府といたしましても、御趣旨に沿って配慮してまいりたいと思います。